
歴史を見つめる。その作業の大切さを思う。
多くの人々が亡くなった先の大戦。
国家、軍隊が国民に何をもたらしたのか。
71年前この国で起こったことをつぶさに記録。「忘れない」ということの重要性をあらためてかみしめます。
あらゆる戦没者の御冥福を祈る千鳥ヶ淵戦没者墓苑。西南戦争の薩摩軍以外の官軍と軍人軍属をまつる靖国神社。
目と鼻の先ほどの距離にありながら、あまりにも違う二つの戦没者追悼施設。
71年間、一人の戦死者も出さなかった平和国家の尊さを感じながら、「戦争をしない国」の誇りを捨て去ろうする浅はかさに暗澹たる気持ちになります。
大多数の国民を不幸の奈落の底に突き落とし亡国の事態を招くことのないように深い祈りを捧げます。
300万人の日本人が「生きる」ということを奪われた太平洋戦争。
静寂が包む深夜の靖国神社から千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩いて、そんなことを考えます。
- 2016/04/10(日) 03:24:13|
- 千代田
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「腐敗した軍人」と「死の商人」。
「戦争でひとやま当て富を得る人」と「戦争で亡くなる人々」。
不明朗な手順で「徴兵される人」となぜか「徴兵されない人」。
かつてこの国であったリアルな戦争を考える。
- 2016/04/10(日) 03:00:51|
- 千代田
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徳川幕府と薩長の間で行われた戊辰戦争後半。上野山にこもる徳川・彰義隊攻めの参謀となった長州藩医師の大村益次郎。
深夜の空に向かってその銅像がそびえる。「官軍」の犠牲者のために創建されたことがうかがわれます。
- 2016/04/10(日) 02:56:11|
- 千代田
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高さ25㍍(5~6階建てビルに相当)の鳥居。長い参道。国家が威信をかけて建立。人々を圧倒します。
- 2016/04/10(日) 02:55:36|
- 千代田
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最寄り駅の東京メトロ・都営地下鉄九段下駅出口から坂道を歩き正面入口へ。
- 2016/04/10(日) 02:50:21|
- 千代田
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