
「ありえないようなウソをつき、常人には考えられない不正を働いても、平然としている。ウソが完全に暴かれ、衆目に晒されても、全く恥じ入るそぶりさえ見せず、堂々としている。それどころか、『自分は不当に非難されている被害者』『悲劇の渦中のあるヒロイン』であるかのように振る舞いさえする。
残虐な殺人や悪辣な詐欺事件をおかしたにもかかわらず、まったく反省の色さえ見せない。そればかりか、自己の正当性を主張する手記などを世間に公表する。
外見は魅力的で社交的。トークやプレゼンテーションも立て板に水で、抜群に面白い。だが、関わった人はみな騙され、不幸のどん底に突き落とされる。性的に奔放であるため、色恋沙汰のトラブルも絶えない。
経歴を詐称する。過去に語った内容とまるで違うことを平気で主張する。矛盾を指摘されても「断じてそんなことは言っていません」と、涼しい顔で言い張る。
-昨今、こうした人物が世間を騒がせています。
見過ごせないのは、この種の人間を擁護する人が少なくないことです。
『彼/彼女は騙されてああなってしまったのだ』
『けっして悪い人じゃない。むしろとても魅力的だ』
といった好意的な反応が、テレビのコメンテーターから一般の方まで、少なからず出てくるのです。時には『信者』であるかのような崇敬を示す人までいます。
そうした人たちは、きっと知らないのでしょう。
彼/彼女らが、高い確率で「サイコパス」だということを。」
かなり長い引用になりましたが、脳科学者・中野信子さんの新刊「サイコパス」(文春新書)の書き出し部分です。
「サイコパス」。ごく大ざぱにいえば「病的なジコチュー。自己の利益のためには人の命をうばうこともいとわない人」とでも記しましょうか。
近年、このような人が多いような気がします。
※写真は六本木・けやき坂のイルミネーション。クリスマスまでの限定。あと2週間足らずで終わってしまいます。できるだけ写真でお伝えします。
- 2016/12/13(火) 00:31:53|
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六本木のイルミネーションに願いを込めて。
「サイコパス」な政治家、高級官僚、財界人が少しでも減りますように。
障害者や高齢者らを貧困に追い込む人が根絶されますように。
- 2016/12/13(火) 00:30:55|
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冬の六本木。イルミネーションが人を呼び、街を変える。
- 2016/12/13(火) 00:24:51|
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光り輝くけやきの並木道。この季節だけの贅沢な散歩道を歩きませんか?
- 2016/12/13(火) 00:21:19|
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光の国。けやき坂。都内で最も「冬」を感じさせてくれるイルミネーションです。
- 2016/11/27(日) 00:18:45|
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六本木けやき坂。クリスマスイルミネーション最終日の25日。多くの人々が訪れていました。
- 2015/12/26(土) 03:36:31|
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